ちんたおです
2020.10現在、娘も完全にプラントベースの食生活を送るようになりました。
2018.4に私が動物性のものを食べなくなったり、動物実験なしの製品を選ぶようになった当時は「これはママのわがまま!私を巻き込まないでね!」と言っていました。
そこから、「今日だけママと同じ物を食べてみようかな~」「やっぱり私には魚と卵は必要」「牛肉だけは摂る」などと言うので本人の思う通りにさせていました。
2年ちょっと月日が流れ、その間に自分でも色々と調べたり若い方のVeganのメーリングリストに入れて頂いたりして、自分の道を決めました。
「自分はヴィーガンになったけれど、家族との折り合いはどうつけていったらいいの?」「家族もヴィーガンになってほしいけど反対されてしまっている」そのような方に、「こんな家族もいるよ~」という参考に少しでもなれば幸いです。
Contents
ヴィーガン生活を始めた頃の娘の反応
私が動物性の食べ物を辞めたり、動物実験なしの製品を選んだりを始めた頃、娘はちょうど高校生活まっただ中。
反抗期のお年頃もまだ続いており、特に「今日から動物性のものは一切なし」とか言ったりしていないし、娘には以前と変わらず動物性の食材を使い、自分と夫(夫は料理をしないので私が作る物を食べていてOK)の分だけ植物性にしていました。
もうだいぶ前のことなのではっきりは覚えていませんが、たぶん「よかったらママのも食べてみる?」みたいな聞き方をしたはず。そこで「ヴィーガンはママのわがまま!私を巻き込まないでね!」といったことを言っていたのです。
押しつける気はさらさらなかったので、それからも自分と夫の分は植物性・娘の分は動物性と毎度2種類作っていました。
少しずつ変化が始まった
しばらくたったある時「今日はママと同じ物を食べてみようかな~」「今週は金曜までママと同じで」と言うようになりました。
そのうち、もともと料理に興味のあった娘は、「自分の分はできる限りやるから材料だけお願い」となり、そこからは「卵はやっぱり食べようかな」「魚だけいるわ」「牛肉だけ」「鶏肉だけ」「豚肉は外せないかな?」
と本人なりに「身体に合うか?」を試していたようです。
3年目に入り自分で調べてヴィーガンを選択するに至った
今年(2020年)に入ってから、「色々な意味でヴィーガンがいいかなと思う」という気持ちになったとのこと。
食事の面だけプラントベースでというのかと思っていたのですが、ドミニオンなどを見たり、自分で調べて若い人向けのヴィーガンのメーリングリストやLINEグループに入れて頂いて今に至ります。
先日も一緒にヴィーガンバーガーを食べに行きました
先日娘が調べてきて行きたいと言っていたヴィーガンバーガー専門店に一緒に行ってきました。
川崎市にある「ナーリッシュ」さん
https://vegan-burger-nourish.business.site/
親子は別人格です
「親子は一心同体」という風にも言われています。たしかに夫と私の細胞が出会い細胞分裂し子宮で10ヶ月成長したので、物理的にはそう言えるかもしれません。
でも「親子でも別人格が基本」だと思っています。
子供が成長する中で、私はあまり口うるさくかまったりしてこなかったので、一時期「ママは育児放棄している!」などと言われちゃったこともありました。私のやり方は間違っているのかな?と凹んだり悩んだりもしてきました。
いま大学生なのですが、ようやく「うちはうるさく干渉されなかったからラクだったよ」「(育児放棄していると言ったことに関して)あの頃はまだよくわかっていなかったぁ」と言ってくれるようになり、やっと「あぁ、あのときの選択は合ってたみたいでよかったぁ。。。」とほっとしています。
ヴィーガンに関しても、押しつけず淡々と自分は実行しているうちに本人も考えるようになったのか、それともたまたまなのか、私にはよくわかりませんが、もともと別人格だけど同じ考えでいれるのもいいものだよなぁ。。。こんな軽い気持ちでいます。
さいごに
このような個人的な話題をここまでお読み頂き、ありがとうございました。
子供の年齢によって、対応の仕方はかわってくると思います。我が家の場合は、子供がだいぶ大きくなってからだったので、「ママはママ・子供は子供」と分けて対応できたのではと考えています。
そうそう!職場では2年前にすでに自分がヴィーガンということを伝えているので、「あ、これは食べられそうだよね」とか「ごめんね、これ食べられないかも」などの声をかけてもらえています。
言うまではドキドキだったし、言ってからしばらくは違和感みたいなものもあったのですが、時間が解決してくれたみたいです。
人生なるようになるさ って感じですかねぇ(笑)
ヴィーガンである・ないとか、そういう「くくり」みたいなのはいらないな。ぜ~んぶひっくるめて自分にも周りにも地球にも優しい生活をこころがけてこれからも生きていけたら幸いです。