みなさん こんにちは! sachiko@ベジ薬膳です。
薬膳は中医学養生のひとつです。主に食事面担当という感じ。
「食べるもので身体は作られる」といわれるように、美容や健康に食事はとても大切。
でも食事だけでは不十分、というかほかにもきをつけると相乗効果を発揮できるのです。
そのような意味で、今回は「食事と気持ち」のつながりの一例を記してみます。
以前雑誌やテレビできれいな女優さんが、「食事の時はたとえひとりでもトレーやランチョンマットを敷き、食べ物を器に盛ってゆっくりいただきます」みたいなことをおっしゃっていました。
美女は「こころの余裕」があり「空腹にまかせてガツガツとかきこむ」なんてしないのですネ。(我が身を反省)
わたくしごとですが、食事の時に「トレー・箸置きを使うとき」と「お皿もお箸もテーブルに直置きするとき」に明らかに違いがあって「うわっ。。。」とななりました。
「トレー・箸置きを使うとき」
・食事まえにトレーと箸置きをセットすることでガツガツした気持ちにワンクッション→ちょっと落ち着く
・トレーにごはんやおかずを置くことで「背筋をのばしてゆっくり食べよう」という気持ちになる
・お腹だけでなく気持ちも満たされるので食後にまた余計にお菓子など食べなくてOK
「お皿もお箸もテーブルに直置きするとき」
・疲れてめんどくさいという気持ちが先に立っている
・食べる時の姿勢まで気にしない
・食べ終わっても何だか満たされなくてパントリーをゴソゴソ→お菓子に手を伸ばす
50代も半ばを過ぎますと、「こころの余裕」が大事だとひしひし実感することが多くなりました。やはりねぇ、イライラすると疲れるし、疲れると早く老ける実感があるのです。やばいわよね。
若い子が「お腹すいたぁ~」って言ってガツガツ食べるのってわりと可愛いなぁって思うのですが、自分が今の年代でそれをやると。。。
なんだか悲しい気持ちにすらなってくる。
自分で自分のことを悲しい存在とは思いたくないなぁ。ちょっと極端な話かもしれませんが、食事の時にトレーや箸置きを使うってちょっとしたことのようで実は「自分を大切に扱う大事なツール」だと思うのです。
それでは今日はこのへんで。。。